【人生の夏休み】怠惰でいるための努力

ワタシは努力することが大嫌い。さぼるための努力なら労力を惜しまず必死にやる。

さぼるための努力は必死にやるのだから、怠惰なのではなく勤勉なのかもしれない。

大学生の頃から起業していたので、卒業後くらいにはすでに周囲に「隠居したい」と言っていた。いまのようにアーリーリタイアやFIREなんて概念は知らなかったので。

実際仕事に勤しんだのは約12年間、ということになる。こうしてみると以外と短い。

ちなみに、投資をはじめたのは高3のとき。

「波の上の魔術師」という、石田衣良の小説（ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜というドラマにもなっている）に感銘を受けて口座を開設（笑）

元手がないからといって、初っ端から監理銘柄の株を1円上がったら抜くという、非常にリスクの高い投資をしたため、最後には紙切れになって大損をこいてしまった。

通常人生の40年間くらい働くのだとすれば、いくら大変だったとしても12年間で済んだのだのであれば上々かな。20代なんてまだ無理がきく年だし。

元々嫌なことは先取りするタイプ。夏休みの宿題は最初の1週間で日記以外を片付けてあとは自由に過ごす、そのためには最初の1週間は犠牲にする。ずっとそうやっていた。

そのまま成長した。夏休みの最初の1週間が、12年間の労働に該当するんだろう。

その後のアーリーリタイア生活が残りの夏休み期間。

つまり今、ワタシは人生で最もオイシイところを過ごしている。一生続く夏休みなんて、最高すぎてワクワクがとまらない。