👀生活の質を上げたいと常々思っている
いまよりも満足できる生活があるのであれば、喜んで改善したいと思っている。しかし、どうすれば上がるのか、わからないのだ。
家の中を見渡せば、たとえば家電など。
もうひと通り揃ってしまっている。
冷蔵庫やエアコンなんかの当たり前のものから、ウォシュレット、食洗器、乾燥機なんかも。
テレビやルンバなど、あえて自分が「いらない」と判断したもの以外はもう既にある。
つまり、さらなる革命的な技術改新が起こらないと、もうこれ以上生活の質の向上は望めないのではないか？と真面目に思うのだ。
👀ホテルになら生活の質を上げるヒントがあるかも
そう思って何か（サービスやインテリアなど）学ぶことがあるかもしれないと、2～3年前、地元のホテルに泊まりに行ってみた。
なぜか突如、意味不明に配布されたじゃらんのクーポンで2人で1泊800円だったからなんだけど……。
カラオケか、って値段だし（笑）
でもまぁ、地元ではそこそこ有名な歴史あるホテルだ。
👀ホテルでは満足できない人間になっていた
で……夜までは楽しかったんだけど、眠ろうとするとなんか物音が気になる。普段家だと二重窓で完全に無音だから。
廊下や上のフロアの、人の気配が気になる。どこからか水が流れる音なんかもたまにするし。何でか全然寝付けない。
寝具もなんか羽毛布団がガサゴソして落ち着かない。
愛用のニトリのNウォームじゃないと……（笑）
挙句に、夫が何度も窓の外を見ては「ハァ、家に帰りたい」とハイジみたいなことを延々言い出す始末。
結局、夜明け前にチェックアウトして帰宅。
朝食付きだったのになんと食べずにチェックアウトして帰るなんてありえない（私たちにとっては信じられないこと）。
とりあえず、「足元に間接照明を使うとなんだかオシャレ……」ということだけ学んだ。
👀一旦質をあげたら下げることができない
郊外の戸建てに越して好みの寝具を揃えてからはもう、物音のするホテルでは眠ることもリラックスすることもできなくなった。
なのでそれ以来、他所に宿泊する経験をしていない。
アパートで暮らしていたときだったら、そんな些細な音なんて全く気にならなかった。
隣の部屋の人の生活音なんかも、全然気にならなかった。
もちろん、それでも毎晩快眠だった。
ワタシなんて車、電車の床、授業中、いつでもどこでも寝られる人間だったのに。
つまり、これが「質」なんだと思う。
👀質を上げられないのは自分が未熟だから
ワタシのいう生活の質というのは、高級ブランド化したいという意味ではない。
たとえば、時計は時計。カシオの腕時計からロレックスの腕時計にする、みたいな話ではないのだ。
それだと「値段」は異なるかもしれないが「質」は変わらない。
いやモチロン、ワタシにとってはという意味ね（汗）
で、ワタシが上げたいと思っているのは「質」なのだ。
腕時計に詳しい人なら、このパーツが、この技術が、みたいに色々あるのかもしれないけれど、ワタシにはわからない。
結局、自分自身が価値を理解できる人間にならないと質も上げられない、また上げても意味がないものなのだ。
