【本当？】自分の周りは金融リテラシーの低い人間ばかり

FIREやリタイア、投資や副業、お金について、多くの場合、現実社会ではなかなか人と話す機会がないと思う。

そりゃ、現実社会でそんなことペラペラ人に話していたら、命がいくつあっても足りやしない。

でもだからといって、自分の周りには、金融リテラシーの低い人間しかいないぜ、みたいに考えるのは間違い。

「え～株なんて怖いですぅ」みたいに言っている人が実は、ネット上では伝説の億トレだったり、ボロ家に住んでボロをまとっている人が大富豪だったり、なんて可能性はいくらでもある。

実際にワタシだってお金に関することを聞かれたら、「うちは貧乏暇なしで家計が大変で。投資に回すお金なんてないですぅ」という。

正直いって、金銭に関する利害関係が等しいのは夫婦間のみだと思う。それも一生添い遂げる気でいる夫婦のみ。

親兄弟だって別世帯なのだから利害関係が食い違う。
もちろん子供だってそう。

私たちも、周りの人間には誰一人として投資を行っていることやリタイアしていることは明かしていない。また老人以外でリタイア生活している人などというのも、実際には見たことがない。

元々フリーランスで自宅仕事だったので、いまさら「実はリタイアしているのだ」なんて誰かに知らせる必要などない。

なので、リタイア系ブログの最大のフィナーレである、「会社辞めます」セレモニーの経験がない。

実際、言っても得になることはなく、マイナスになることしかないと思われる。

妬まれたり、金貸してくれといわれたりするのがオチ。
もしくは説教。

人にお金の話をして良いことなんてなにひとつない。

相手が自分と同じ金融リテラシーをもち、同程度の資金をもっているなら有意な情報交換があるかもしれないが。

様々な投資法が存在するなかで、成功者ほど自分の投資法以外の投資を見下して敵対視しているものだ。

ある程度、意見のすり合わせのあったはずの株クラのオフ会ですら、大喧嘩になったり殴り合いになったりなどの話を聞くほどだ。ほとんどは友好的でそんなことが起きるのは稀だろうけど。

つまり、価値観が合う人間なんて本当に稀。
お金に関することは人前で「発言しない」が最適解なのだ。

ネット上で、「自分の周りには、金融リテラシーの低い人間しかいない」みたいに上から目線での発言をしてる人がやたらと多い。

だからいやぁ、それは違うんじゃないかなぁ……。
ってワタシは思う。

知らないふりが賢い世の中。
だから、誰のいうことも真に受けちゃダメなのよね。