👀【氷河期世代】「自己責任論」を押し付けられた世代の行く末
氷河期世代の勝ち組は他人に厳しい。
もちろん、皆がというハナシではなくて、割合の問題だけどね。
つまり、他の世代より、
勝ち組になった人間であっても弱者にやさしくはないと思う。
自分達が「弱者切り捨ての自己責任時代」を生き抜いているのだから。
👀結果がでないのは自己責任
○タミの社長さんじゃないけど……
自分がとんでもない努力と苦労で勝ち上がった人間には、
人がヌルい生き方(努力不足)をしているように見えてしまう。
「え、それしか努力していないなら結果がでなくて当然じゃない?」
みたいになる。
菅総理が「自助」を強調しているあたりも、
そういうことだと思うのよね。
👀苦労して成り上がった人間は弱者に厳しい
皆、「たたき上げの人間は人の苦労や痛みがわかる」なんて、
勝手に想像しがち。
でも、ワタシはそれは違うと思うワ。
自分が苦労して成り上がった人間は、逆に弱者には厳しい。
良いか悪いかは置いておき、弱者に施したりやさしくしたりできるのは、
代々のお金持ちの家柄や恵まれた育ちの良い人間。
👀勝ち組は人にも自己責任論を押し付ける
氷河期世代の負け組は当然他人に優しくしている場合ではない。
自分が生きているだけで精一杯。
で、勝ち組のほうだって基本的にはブラックな労働環境の中で、
虐げられながらの生存競争をしてきたわけで。
そんな中で勝ち抜いた人間は、そう甘くない。
そりゃ、できない人間や落ちこぼれは自己責任と考える。
だって、自分が弱肉強食の中で、勝ち抜いてきたんだもの。
👀氷河期世代の勝ち組は同世代の負け組を救わない
いまだって、氷河期世代の負け組は切り捨てられたまま。
でも、同族嫌悪じゃないけれど、
氷河期世代の勝ち組は同世代の負け組には手を差しのべない。
ましてや団塊やバブルの世代の弱者になどは……。
老人や子供といった弱者への共感も薄い。
その根底には、やはり「自己責任」という気持ちがあるから。