自分でヘナの白髪染めをしてみた
アラフォーになってから、やはり白髪が気になりだしました。
ただ、私は分け目に数本ていどなので夫用のメンズビゲンスピーディー(男性用の5分染め)をたまにちょっとパク拝借して、絵具用の筆で白髪にちまちま塗っていました。
メンズビゲン安くて楽で、たった5分でガッチリ色も入るしで、すごく良いのですが。
ただ、数本で済むうちはまだいいとしても、この先白髪が増えてきたら使用量も増えるだろうし、ジアミンアレルギーになったら怖いと思い、ヘナを使ってみることにしました。というか、ずっとヘナを使ってみたかったんですよね。
ナイアードのヘナ木藍 黒 400gmセット内容
ヘナも色々なメーカーがあるのですが、今回は一番メジャーかと思われる、
を購入しました。
上記の緑色の粉、100gが4袋、箱に入っていました。
ヘナと木藍の混じった粉で、黒になるそうです。ヘナだけだと、ド派手なオレンジ色になってしまいます。
で、かなり独特なにおいがします。海苔のような。私は嫌ではなかったですが、人によって好き嫌いはありそう。
ヘナ白髪染めのやり方と手順
染め方なんですが、メーカー(ナイアード)の推奨する方法から、個人の口コミやレビューで推奨される方法が、ネット上にあふれかえっており、正直すごく迷いました。
でも、ナイアードのホームページを見たら、「個人の好みで好きなように染めていい、天然の染料だから毎日だってOKだYO!」、みたい(適当)に書かれていたので、好きにやらせてもらうことにします。
まず、容器にヘナを取り出します。
メーカー推奨の方法では、最初に髪を濡らすのですが、面倒なのと、乾いた髪につけたほうが染まるというレビューも多かったので、濡らさないでやりました。
1時間から1時間半置いている人が多かったので、私は1時間半おきました。
シャンプーは使わずに湯シャンして、ホットタオルで10分保温。
ホットタオルは濡らしたタオルをレンジで1分。ヘナの発色には水分と熱が必要だそうで、髪はドライヤーせず、自然乾燥させました。
白髪染めbefore after
白髪って数本だと写真に写らないので、白髪の多い夫を被写体にします。
before
かなり目立つ白髪があります。夫は20代のころから普通に白髪が多かったですが、40代になったら、突然増えだしたました。
after
翌日の写真です。ピカピカする白髪はほぼなくなり、自然な黒になっています。
白髪染めのように、白髪が黒髪と同じレベルの黒さになるのではなく、白髪は薄い黒になる印象です。
で、これがヘナ染めの最大の特徴かと思うのですが、2~3日かけて、色が落ち着いていきます。さらに自然に近い発色になっていく、というか。
写真がうまく取れなかったです。上記の写真だと、白髪afterでもかなり、白髪があるように見えてしまいますね。すべて太陽光のせいです……。
実際は、白髪が薄い黒になり、ぱっと見かなり自然です。
ヘナ染めをやってみた感想とまとめ
ヘナ染めをやってみて、ただ白髪を染める、というよりも、サロンとか髪のケアとか、そんな気持ちで臨む必要があると思いました。正直、手間がかかるなぁ、と思います。
なんせ、これまで男の5分早染めだったもので……。
あと、染めた日はシャンプーしない(湯シャン)みたいなのですが、私はなんかむずかゆかったです。かくと爪が黒くなるし(洗えば落ちますが)。
「2~3日はシャンプーでは洗わず、湯シャンのほうがいい」というレビューもあり、私もそうしようと思っていたのですが、我慢できずに翌日すぐにシャンプーしちゃいました。
でも、仕上がりがすごく自然な黒なんですよね。数日かけて、さらに発色していくというのも面白いと思いました。
頭皮につけて良い(むしろ塗り込んだほうが良い)から、髪と頭皮のギリギリ、キワキワのところまで染められるので、色が長持ちします。私の場合は通常の白髪染めだと2週間、ヘナは3週間に1回染めるペースです。
・面倒だけど長持ち、天然染料なのがヘナ染め。
・便利だけれど、ケミカルなのが白髪染め。
結局、どちらも良いところ、悪いところがありますね。私は今のところアレルギーもないので正直、メンズビゲンのほうも捨てがたいです。ヘナと併用(そのときの気分)でいこうかなぁ、と思っています。
メーカーさん、
チューブから出して塗って5分で自然に染まるヘナ
を開発してもらえないですかね。