その後、欧米でミニマリストが流行り、タイニーハウスが流行り、FIREが流行った。
でも、隠居やアーリーリタイアとFIREは微妙に質が違うと感じている。
隠居やアーリーリタイアはそこがゴールで、貯めたお金を切り崩しながら人生の終わりに向かっていくような印象。
FIREは資産運用で生活費を確保しながら、そこから今度は個人として本当にやりたかった仕事を始めていく印象。
上記の「仕事」は、生活全般の仕事はもちろん、創作活動や社会貢活動などを含む。起業するのだってアリだと思う。だから、FIRE前よりも稼ぐFIREもいるだろう。
お金も切り崩すというよりは、老後まで元金には手をつけず、インカムゲインで暮らしの保証をたてつつ、やりたいことをする。
以前にも書いたが、パートナーを見つけられると、FIREまでのスピードが半分になる。もはやチート級。
でも、出会えるかどうか。現状の日本だと微妙。FIREは欧米ではブームでも、日本ではまだあまり浸透していないからだ。
FIREを直訳して、「経済的自由を手に入れて早期退職するんだ」なんていうと、怠け者と罵られそうだし、若いうちのミニマムな節約生活も「なんてケチな人なんだ」と思われてしまいそうだ。
FIREのライフスタイルがミニマリストくらい一般的になれば、目指す者同士がパートナーに出会えるようになる。
つまり目指す人は誰でもFIREしやすくなるのではないかと考えている。