これは、シソの実。
あえて一株だけ、時期が来ても撤収せずに放置。
花が咲いて、実ができた。
ここから種を取れば、
来年は無料でシソの葉ゲットだぜ!
ひとつの実の中に4粒くらいの種が入っている。
それをひとつひとつむいて、爪の先で種を出す。
めっちゃ疲れる……。
目と肩が凝ってくる。
たった一本の枝なのに、
1時間くらいかかった。
時給50円……。
もしかして、他にもっと効率的な採取の方法があったのかも。
サカタとか中原とかの種やさん?が、
こんな手間のかかることをしているとは思えない。
人力だったら、種一袋1000円ぐらいするはず(笑)
完全に見覚えのあるシソの種。
でもこれは単なるタネではないのだ!
種って、育った土(畑)の情報を記憶しているそうな。
めちゃくちゃロマンチックじゃない!?
どうやってその土で生き残ったのか?
みたいな情報を引き継いでいるらしい。
だから、通常はアウトな連作栽培や病気にも強くなるそう。
つまり、うちの過酷な状況、
私のきまぐれ農法で、いかに生き残るか?
という情報が詰まった特別な種ということ。
これを来年植えたら、シソの葉食べ放題。
でも、シソなんて1~2株あれば飽きるくらい食べ放題だけど……。
一枝で、こんな量に。
普通に、売っているひと袋ぶんくらいの種が取れたのでは?
種取り(実生)ってステキ。
これからも、栽培が成功した野菜は、種取り用に一部放っておく。
そしたら……
もう、種買わなくていいんだ!
(手作業で種取るの、少し面倒だけど)
つまり、最初だけ種を買って栽培が成功したら、
以降は無料で野菜がゲットできる。
種ってスゴいぜ!