Anker521が不調。
100 Wソーラーパネルからの入電が実際の半分ぐらいしかない。
他のポータブル電源で60 Whのとき、30Wh、みたいな。
100%に充電してから容量を測定したところ、120Wh前後で空になってしまう。
これもソーラーパネルからの100%、家の電気プラグからの100%、どちらも試したけれど似たようなもの。
このことについて、アンカーのサポートにメールを入れた。
すると、
「パソコンのように消費電力が一定ではない機器で使用すると容量がそのようになる」
(※パソコンで使用していたと書いた)
との返答だったので、
消費電力が一定のファンでわざわざテストを行った。
しかし、結果は同じく120 Wh程度。
いくら出力電圧が日本向けでない110Vだとしても、
あまりに容量が少なすぎる。
120って、ポタ電というか、モバイルバッテリー並みじゃん……
ということで修理を依頼する。
1回目
「不具合があったのでアップデートを実施した」と書かれた紙とともに、
送ったポータブル電源返送されてきた。
しかし、
入電の数値は半分、
ファンを使って容量テストしたけれど120 Wh前後。
いやいや、ちょっと、
何ひとつ変わっていないんですけど……
ということでAnkerに再びメール。
また「送り状を送るから返送してくれ」との返答で、
再び返送。
2回目
以下同文。
今度は
「製品本体を整備済製品と交換いたしました」
と書かれていたけれど、
やっぱり、何一つ変わっていないんですけど……
という。
これは……もう。
というか、直せないか、
何もせずに送り返してきているだけだろう、と判断。
毎回、送り返してきたポータブル電源のパーセンテージが、
こちらが送ったときとほぼ一緒なので。
容量テストも疲れるし、
何度やり取りしてもムダだろうと感じた。
なぜか着払いでの受付ではなく、Ankerから普通郵便で送り状が届くのを待たなければならないため、
土日挟むと普通に4~5日待たされて、
そこから返送して直らない整備で3~4日がかり。
その間こちらはポータブル電源が使えないし、
また充電してテストして……で、何も直っていなくて。
正直、煩わしすぎる。
ということで、今年の春までは保証期間内なので、返品返金を要求。
メールで、直せなかったことと、手を煩わせたことを謝罪され、
結果、全額返金された。
Ankerほどの有名メーカーだったら安心だろう、
というのがあったから、
多少割高でも最初の一台としてこのAnker521を購入した。
Amazon のレビューやネット上の評価をみると、
やはり半年程度で不具合を発症している人が多いもよう。
製品としての耐久性があまりに……。
まぁ、返金もされたのだから文句はないけれど、
うちは壊れたのが保証期間内でよかった。
でも、ポータブル電源は、防災やキャンプ車中泊などのイベントに向けて購入している人が多いと思う。
こういうこともあるから、買っただけで安心ではなくて、
日常的に使用していないと、いざというときに使えないかもしれない。
