一度手放したけれどやはり食洗器は必要だった
昨年の夏、極端な節電にハマっていた私。
とにかく電気を使うのが嫌で、食洗器(パナソニックプチ食洗 NP-TCB4)をセカンドストリートで売却。
3500円で売れました。引き取ってもらえるだけでも良かったので、内心お金までもらえてホクホク。ヒャッホー!なんて、そのときは思っていたんですよね。
そして本格的な冬が到来。
……。
ナニコレ、めっちゃツライんですけど。
油汚れって水だと全然落ちないですね。ラップ飯も割りばしも面倒すぎるし。だいたい、真冬に食器を水で手洗いなんてしていられない。無理。私にはやっぱりアイツが必要だった。
カムバーック食洗器!
しかし、調べたら製造が終了しており、もう新品は買えない状態。かといって、一度は売った手前、また新品で別の食洗器に何万も支払う気はしなくて。
ということで、メルカリで中古を送料込み4500円で購入。
・新品から中古へ。
・2020年製造から2018年製造へ。
・28,000円買い、3500円売り、4500円でまた買い。
などということは深く考えずに、私は今日も生きていく……。
良い出品者さんで、食洗器はすぐに届きました。設置してみたらもう、なんかすっごい既視感があって笑っちゃいました。
忘れていたデメリット
早速、汚れたお皿を設置してスイッチオン!
……イヤイヤ。ちょっと待って。
いつまで洗ってんのこれ?
めちゃくちゃ時間かかるやんけ!こんなに時間かかるんだっけ?
しかも、緩むことなく600W/h以上消費し続けており、冬とはいえ、洗いあがりまで約95分、事前にセットしたワットモニターを見たら、合計830W!
壊れているのではないかと思い、カタログを確認した際、ひとつ上のグレードのパナソニック 卓上型食器洗い乾燥機 NPTCR5Wのほうには、29分のスピードコースがあるのを発見してしまったのです。
夫なんて「もうこれは売ってNP-TCR4-Wか、スピードコースのある他の食洗器を買いなおそう、失敗は誰にでもあるさ」などと言い出す始末。
でも18年式だからもう値段もつかないだろうし、下手したら処分費用がかかる。まだ普通に使えるのに私が買ったせいで……そんなの、可哀想。
ならば!なんとしても、徹底的に使い倒してやる!
旧型の食洗器を自己流で使い倒すことに決めた
この食洗器はAIではないのです。つまり、単純なプログラムで動いているだけ。
やっていることは、注水、加熱でお湯をわかしながら回転、排水。ただこれを繰り返している、というわけ。
ならば!洗剤を入れずに稼働し、あらかた高温のお湯で洗浄が済んでいるであろう(搭載されていないけれど、他機種のスピードコースの時間を目安に)、25分~30分が経過したら、
電源を勝手に落としてしまえばいいんだ!
手動で停止後、再度スタートボタンを押せば、中の水は排水されます。
結果として、この方法は大成功!消費電力も200~300W。普通に食器は熱湯洗浄でピカピカ。つまり、ざっと自分で「念入りな余洗い」を(←?)して、食洗器での温水洗浄で仕上げるという使い方。
*正しい食洗器の使い方ではないため、皆様決してマネしないでください。
ちなみに、庫内に汚れがたまるのを防ぐため、たまに専用洗浄剤を使用してクリーニングする予定です。
この方法で、私は旧型の食洗器を、余洗い(手動)短時間省エネ(手動)乾燥(手動)で使い倒すことにしました。全自動食器洗い機を使えるのはまだ先になりそうです。